耐久型メガチルタリスの草案
1ヶ月ぶりの投稿ですね。
今回はORASで新たなメガ進化をしたメガチルタリスについて書こうかと思います。採用理由は愛です。
まず、メガチルタリスの基本スペックを確認してみましょう。
タイプ 妖、竜
種族値 H75 A110 B110 C110 D105 S80
耐性 弱点(4倍)
弱点(2倍) 妖、毒、鋼、氷
等倍
半減(1/2) 闘、炎、電、水、草、虫、悪
半減(1/4)
無効 竜、(飛)
見ての通り耐性はかなり優秀。また、どの種族値も悪くはないのですが突出したものがなく、竜舞型はマンダやリザードンXの劣化になりがちだし、C特化でハイボマンやっててもメガサーナイトの劣化になりがちで、色々と数値が足りていません。そこで、自分としてはアタッカーとしての運用よりも優秀な固有複合タイプを活かした羽休め耐久型を考えてみました。
耐久型メガチルタリス(仮)
性格 図太い
特性 フェアリースキン
持ち物 チルタリスナイト
努力値 H196 B156 余り156
実数値 H175 A117 B165 C130 D125 S100
技候補 ハイパーボイス、大文字、地震、羽休め、コットンガード、どくどく、滅びの歌...
叩き台として作成。とりあえずのH16n-1調整、B11n調整です。このくらい耐久に振ってあると、メガミミロップの恩返しを確定3発(67~79ダメ)、メガボーマンダの捨身タックルをステロで1/4削られても高乱数耐えするので(115~136ダメ)、物理方面は最低限の耐久は確保できていそうです。余りはみなさんで自由に振り分けてカスタマイズしていいんじゃないかなーと。
ちなみに特殊方面の耐久は、D無振りだと化身ボルトロスの珠めざ氷(実数値230)が高乱数2発(85~100ダメ)で落ちますが、Dに132振るとほぼ2耐えするので(74~88ダメ)、Dに少し振っておくと竜対策をめざ氷に頼っていそうなパーティに強く出られます。
追記:D116振り以上で臆病珠ゲッコウガの冷Bが確2
C無振りだとハイボの火力不足感も否めないですが、一応C無振りメガゲンガーのシャドボとほぼ同じ火力です。ちなみにCに68振るとASメガマンダが超高乱数1発(170~201ダメ)、Cに100振るとASガブが超高乱数1発(183~216ダメ)となります。
この型だと主に使う物理技はヒードランピンポの地震くらいですが、(H振り想定で)Aによっぽど振らない限り確定2発なので、Aに下降補正入ってても問題ないかなと思ってます。S切って冷静にして火力調整するのもありっちゃありですね。
有利に戦えそうなポケモンとしては主に
物理:ランドロス、ガブリアス、リザードンX、バシャーモ、ヘラクロス、ローブシン、メガミミロップなど
特殊:サザンドラ、ウルガモス、リザードンY、火ロトム、水ロトム、サンダー、ボルトロス、ライコウ、ヤミラミなど
あたりですかね。GIF画像は拾ってくるのめんどかったんで勘弁してください。ただ、メガ前だとタイプ相性が違うので後出しの際は注意してください、特に氷4倍。
メガチルタリスの相性補完についてですが、弱点タイプが全て鋼で半減できるので、鋼タイプのポケモンとは基本的に補完はできていそうです。しかし、補完としてナットレイやギルガルドだけを置いているとヒードランに完封される恐れがあるので、そこはパーティ全体でのケアが必要です。
レートで20戦くらい試した感想としては、ぶつける相手を間違えなければかなり堅かったです。選出が腐ることもなく、出した試合ではしっかりと仕事をしてくれている印象です。ま、レート1600らへんで遊んでるだけなんだけどな。
最後に本気でレートを上げたいならメガボーマンダを使いましょう。
質問や感想があれば@pamon28までよろしく
有終の美
こんばんは、ぱんどです。
シーズン6終わりましたね。これで憎き零度スイクンともおさらばかと思うと感無量です(^^) 自分は、最終レート2115で終えることができました。実は前回の記事を書いた直後に2勝を挟んで12敗してしまい、一気にレートが2100→1925まで堕ちてしまいました() そのあと何とかここまで挽回できてホッとしています。使用したパーティについては、以下の記事をチェックしていただければと思います。
XYナットスイクン構築～シーズン6レート2100達成～ - ぱんどのポケモンらくがき帳
僕が努力値や固体値という言葉を知ったのはダイヤモンド・パールの頃なのですが、その頃は対戦は友達とやるくらいで、本格的にレートを始めたのはXYからでした。最高レートもS1にて2046(=最終)、S3にて2095と順に伸ばしてきてはいましたが、なかなか2100の壁を越えられませんでした。今回、こうしてレート2100超えを達成できてとても嬉しいです。
ここまで読んでくださりありがとうございます。それではみなさん、次回作で会いましょう。質問、感想等は@pamon28までお願いします。
XYナットスイクン構築～シーズン6レート2100達成～
こんにちは、ぱんどです。
今シーズン、シングルレートにて目標であったレート2100を超えることができました(最高レートは2113)。また、このパーティでの勝率は85勝50敗で63%くらいでした。レート2100を越えたのは初めてなので凄い嬉しいです。そこでシーズン6も残り日数わずかですが、記念すべき最初の投稿としてパーティを公開したいと思います。
まず、パーティを組むにあたって意識したポケモンはガブリアス、ランドロス(霊獣)です。この2体がどっちもいないパーティなんてないと言っても過言では...ありますね() 特に最近ではランドロスの数がとても増えてきているように感じました。ランドロスは優秀な複合タイプからの威嚇撒き兼削り役としてとても使い勝手がよく、とりあえず選出しておけば仕事をしてくれると思ってる人も多いような気がします。
そこで、今シーズンはガブやガルーラクレセドラン、ゲンガーの対策はもちろん、ランドロスにも強い駒をしっかり用意しようと考え、ナットレイとスイクンを軸にパーティを考えました。他の4体にも言えることですが、ガブランドの選出を強く制限するポケモンがいないこともあり、こいつらを誘いつつ、うまく倒せる試合が多かったように思います。
そして、この2体だけだときついグロパン捨て身ガルーラとメガバナ、ナットレイを意識してメガゲンガーと剣舞ガブリアスを、珠ボルトロスや熱風サンダー対策にHロトムとメガリザードンXを加えた構成です。
簡単な紹介は以上にして、ここからは個別紹介をしていきたいと思います。ダメージ計算は一応できるのですが、めんどくさいのであまり載せていません。
のんき 鉄の棘 ＠食べ残し
実数値 181-114-187-53-150-22
努力値 252-0-152--108-0
技 ジャイロボール 宿り木の種 ステルスロック 守る
選出率間違いなくトップのポケモン。炎技のない物理にはゾンビのような耐久を見せてくれた。最近のガルーラはグロ捨て身地震型が、ガブは剣舞型が多く、炎技を採用していないケースが多かったこともあり、本当に動かしやすかった。他4体が炎半減以下のため炎ポケが選出されにくかったのも、ナットレイが動かしやすい要因だったと思う。炎ポケモンの中ではどくまもヒードランはまだ呼んだ方かな。
努力値はHぶっぱ、B11n調整、残りD。この調整でA200ガブの地震とニンフィアの眼鏡ハイボを食べ残し込みで高乱数3耐え、A特化のアローの鉢巻ブレバもガッサのテクニマッパも確3という素晴らしい耐久に。ついでに珠ボルトロスのきあいだまは確2(139~164ダメ)。後述するスイクンにガッサがよく出てきたので受け出ししていた(ガッサに対してジャイボが陽気なら97~115ダメ、意地なら90~106ダメ)。
技構成は宿り木と守るは確定として、相手の交代も抑制したかったのでステロまですぐ決まった。残り1枠だが、せっかくの最鈍個体だしガルガブランドゲンガーに最高威力を出せるジャイロボールを採用した。パワーウィップが欲しい場面も少しあったがジャイボで良かったと思う。守るの乱用は禁物。
図太い プレッシャー ＠カゴ
実数値 203--181-105-136-105
努力値 HBベース(詳細不明)
技 熱湯 吠える 瞑想 眠る
選出率高め。厳選産の0V奴ですが、大車輪の活躍でした。ナットレイが呼んだ炎(主にヒードラン)を受けたり、受けポケを起点に瞑想積んだりで大暴れしてくれた。
努力値はほぼHBぶっぱ。リザXの剣舞逆鱗をも耐えるお化け耐久。Sの調整に関しては、元々ミトムやメガバナは相手させないしクレセには電磁波打たれるし、スイクンミラーも諦めているので無振り。むしろ、耐久に少しでも努力値を振ってて良かったと思える試合の方が多かったと思う。参考までに、陽気A197ランドロスの地震は中乱数3発(62~73ダメ)。
技構成はこれがベストかなと。冷Bは不要です。瞑想+吠えるにより全ての型のヒードランを起点にできるのはとても頼もしかった。さらに吠えるは相手の起点作り阻止にも居座る害悪にも有効な素晴らしい技。マリルリの腹太鼓を読んで吠えたり(というよりもマリルリ対面は太鼓されるリスクを考えると吠えるが安定択な場面が多かった)とても楽しかった。ナットでステロを撒いた後は交代読み吠えるもガンガン打った。実際使ってみるとわかるけど、スイクン使ってると相手が引っ込むタイミングがすごいわかりやすく(クレセリアや眼鏡ドランなどはスイクンあと投げで大抵引っ込む)、ステロダメと合わせて相手のペースを乱してプレミを誘って勝った試合も多いです。要するに吠えるは神技。
最後に、零度スイクンは氏んでください(^^)
陽気 サメ肌 ＠ラム
実数値 178-182-115-90-105-169
努力値 4-252-0-0-0-252
技 地震 逆鱗 岩石封じ 剣舞
ポケモン界の主人公。理想個体じゃないですすみません() 流行りに乗っかってラムガブにしてみた。相手は確実にガブの一致技の一貫を消しに来るわけだし、正直ガブは拘らない方が強いように感じる。炎電気受け兼状態異常対策。準伝の電気(主にボルトロスとサンダー)がいなければ選出はナットレイ＋スイクン＋ガブのセットでほぼ決まりでした。
努力値も技構成もテンプレだけど普通に強い。さすが主人公。
Hロトム
控え目 浮遊 ＠オボン
実数値 153-?-128-165-130-111
努力値 248-0-8-196-20-36
技 ボルトチェンジ オーバーヒート めざめるパワー氷 鬼火
またしても厳選産。ボルトロスとサンダーを受けるマン。ついでにアロー受け。一部ポケモンを完封できるこの複合タイプは素晴らしいと思う。あと、実はナットレイとの相性補完が優秀。相手にボルトロスがいると初手でボルトロスを出すことが多かったので、それに合わせて初手投げしてた。初手対面できあいだまでヤンキー居座りをするボルトロスもいたので、オボン込みで確3になるようにD調整した(といっても微々たるもんだが)。グロパンガルーラの起点されてしまうことに気づいてしまい、終盤はお留守番が増えてしまった。
努力値は上記HD調整、S111調整残りCぶっぱ。Sはこれだけ振ってるとスカーフ以外の同速にあまり抜かれなかったから便利だった。C実数値165でオバヒからのガブの地震でHP191らへんのメガガルーラを高乱数で落とせる。また、めざ氷でCSぶっぱボルトロスを最低乱数2回引かなければ確2(76~90ダメ)なのもボルトロスキラーとしては頼もしかった。
技構成はめざ氷を入れたテンプレ型。ガブランドがよく交代から出てきて(おそらくガブはラム持ちかな)、交代読みめざ氷で致命傷を与えることも多かった。
ゲンガー
臆病 浮遊→影ふみ ＠メガ
実数値 157-?-111-190-115-200
努力値 H172 B84 S252
今のところまだ重たいメガガルーラやメガバナ、受けループに対して選出。このパーティ、実はスカーフ持ちも先制技持ちもいないので、メガルカリオなどの適当に速い奴がいた時にも選出した。このポケモンの強さは語るまでもないかな。
技構成は一貫性の高いシャドボ、ガルーラドランバンギに打てるきあいだま、物理を機能停止させる鬼火、メガバナを嵌める身代わりで運用してた。きあいだまは祈れば当たります() 最初、補助技を挑発道連れにしていたが、個人的には鬼火身代わりの方が動かしやすかった。
努力値はヘドロゲンガーの調整を少しいじったもの。素の状態で陽気ガブの逆鱗を高乱数で耐え、A特化アローの鉢巻きブレバも乱数上3つ引かなければ耐える。
陽気 猛火→硬い爪 ＠メガX
実数値 159-177-131-?-105-167
このパーティの補完枠なので選出はあまりしなかった。最初メガギャラドスを使ってたが、ボルトロスとサンダーがあまりに辛かったため、リザードンにしてみた。ガブがいるせいかY前提で動いてくれる人も多く、Xになって奇襲が成功したことがとても多かった。
努力値というか実数値は、ガルーラに強くしたかったので陽気最速、HPは気分で16n-1調整、残りAぶっぱ。ボルトロスと対峙した時は相手の珠ダメ込でもドラクロで確2なので(115~136ダメージ)、フレドラを選ぶように心がけた。
技は悩んだが、パーティ全体で見たときに太鼓馬鹿力マリルリを誘うので、太鼓の起点にされないように逆鱗ではなくドラゴンクローを採用した。地震の枠は雷Pの方がいいと思う。
基本戦術はナットレイのステロ宿り木、スイクンの吠えるや火傷撒きで相手を疲弊させ、ラスト１体(だいたいガブ)でお掃除という流れです。また、この2体にゲンガーを選出することで、受けループに強く出ることができました(実際負けなしだったかも)。ナットレイとスイクンの補完が想像以上に優れており、この2体でサイクルをまわすだけで勝てた試合も多かったです。
全体的に重たかったポケモンは、やはりボルトロスです。ナットスイクンは上から弱点をつかれ、他の高速アタッカーは電磁波やめざ氷で機能停止に追い込まれるため、Hロトムも選出しにくい試合では特に厄介でした。
だいたい悪戯好きなおっさんって何なんだよ…
また、このパーティはリザードンXやメガバシャに積まれたら基本詰むので、選出でこれらのポケモンがいたら積む隙を与えないプレイングを心がけました。零度スイクンもやや重たかったです。レート終盤にいた零度スイクンのほとんどがS105より上に調整されており、こちらのスイクンの上から零度をされたり先に吠えられたりと厄介でした。あとパーティ全体でゴースト技の一貫性があり、個体数こそ減ったもののメガゲンガーの処理も少し手こずりました。
以上でパーティ紹介を終わります。かなりの長文になってしまいましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。質問、感想等ありましたら気軽にどうぞ(^^)
